The Japanese Saturday College of Melbourne

   メルボルン補習校

本校を希望される永住者の皆様へ

本校は日本の教科書を指導する補習授業校です。小中学校では文科省教科書に準拠して国語、算数・数学、社会などを日本語で指導します。外国人に日本語を指導する学校ではありません。

永住者の国語教科書指導を小学校6年生まで高いレベルで指導しますので次のような条件を満たしている必要があります。


(1) 年齢相応の日本語会話力が必要です。

授業中はもちろんのこと校内では英語が禁止されています。日本語会話が不十分なお子さんは本校の教育には適しません。なお、幼稚園児の場合は、日本語を聞いて理解できる力があれば十分です。日本語を発しなくても、英語が口から出ても、それを問題にすることはありません。


(2) 小学校からは教科書学習に必要な日本語の読み書き能力が必要です。

教科書学習を6年まで継続するために、既習教科書の漢字、語句の読み方、意味、用法などを理解している必要があります。また教科書を音読して内容を把握する力も必要です。これらについて入学時にはテストをします。教科書学習に必要な基礎的な読み書き能力がない場合は入学できません。


(3) 小学校4年生から国語Ⅰ(帰国者対象)と国語Ⅱ(永住者対象)の選択ができます。

国語Ⅰの選択も可能ですが、永住者に日本語習得状況に配慮せず、帰国生向けの授業を進めますのでご承知おきください。 国語Ⅱについても永住者にとってレベルの高い指導をします。日本語会話力や基礎的な読み書きの能力を要します。


(4) 進級テストを実施します。

毎年、教科書学習に必要な基礎学力を確認するために進級テストを小学生について実施します。基準点に達しない場合は再度テストを受けていただきます。基礎学力が不十分な場合はもう一度教科書を復習して、上級学年に進級します。なお再テストも基準点に満たない場合は進級できないことがあります。

 

本校が教育の対象としている義務教育就学児童生徒は一時滞在者と永住者のうち、一定の日本語力の基準を満たす児童生徒です。永住者についても小学校6年までの国語教科書をきっちりと習得できるように指導支援します。また、保護者の学習支援も本校入学の条件になります。